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心臓疾患があるときのインプラントの注意

体中には血管が張り巡らされていてその中に血液が流れています。
血液は栄養分を必要な場所に届けたり、不要な物を回収する役割があります。
滞りなく流れていれば健康な状態を保てますが、何らかの問題でドロドロ状態になっていると血液の役割が果たせなくなります。
ドロドロの血液を全身に送ろうとすると心臓に負担がかかるため心臓疾患になりやすくもなります。
心臓疾患がある時にはインプラント治療が受けられないと聞いたことがあるかもしれません。
心臓疾患の患者に対して処方される薬の中には血液をサラサラにするものがあります。
サラサラにしてくれるのはいいですが、インプラント手術において出血があるときに問題になるときがあります。
薬でさらさらにしている状態なので出血が止まりにくくなり重篤な状態に陥る可能性がありました。
通常は血液をサラサラにする薬の服用を一時的に中止をして、薬の影響が少ない状態であれば手術が受けられます。
また止血操作を適切に行うなどして手術を行う歯科医院もあります。

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